📊資金調達を実施したプロジェクトまとめ(2026年4月21日〜2026年4月27日)

目次

2026年4月21日~2026年4月27日で資金調達を発表したプロジェクトをまとめました。

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プロジェクト一覧

@HataMY | $8M(シリーズA)| 2026年4月21日

HQLAx | 戦略投資(金額未公開)| 2026年4月21日

@ValourFunds | $11M(機関投資)| 2026年4月22日

RakkaR Digital | M&A — DV8 (acquirer) が買収 | 2026年4月22日

@3f_xyz | $4M(シード)| 2026年4月23日

@RealGoOfficial | $3.5M(戦略投資)| 2026年4月23日

@ILITY_xyz | $2M(戦略投資)| 2026年4月23日

@ClusterProtocol | $5M(戦略投資)| 2026年4月24日

@Truscholarr | 非公開(プレシリーズA)| 2026年4月24日

Hata(@hataglobal)

マレーシア証券委員会(SC)とラブアン金融サービス庁(LFSA)の両方からライセンスを取得した、国内唯一のデュアルライセンス取引所。2023年5月のローンチ以降、登録ユーザーは20.9万人超で、ローカル市場での伸びが目立つ。今回の資金は流動性強化とマーケ・エコシステム拡大、さらにBybitと共同でマレーシア向けプロダクト開発へ。

💸調達額:$8M(シリーズA)

👥投資家:@Bybit_Official, Global family offices (非公開)

📅発表日:2026年4月21日

🔗 https://hata.io

HQLAx

DLTを活用して、証券貸借・レポ取引の担保移転をリアルタイム化する金融インフラ企業。銀行やアセットマネージャー間の担保運用を効率化し、オペレーションリスクと資本効率の両面に切り込む。今回の戦略的マイノリティ投資は、BroadridgeのDLR(Distributed Ledger Repo)連携やCanton Networkへの移行を進めるための布石。

💸調達額:Undisclosed(シリーズC-1(エクステンデッド))

👥投資家:@Broadridge, @Digital_USD

📅発表日:2026年4月21日

🔗 https://www.hqla-x.com/

Valour (DeFi Technologies)(@ValourFunds)

規制されたETPを通じてデジタル資産への機関投資家エクスポージャーを提供する、DeFi Technologies(Nasdaq: DEFT)配下の運用子会社。Hedera(HBAR)ETPに対して、Börse Frankfurtで$10M、Spotlight Swedenで$1Mの機関投資資金を確保した。資金調達というより「機関マネーのアロケーション可視化」の性格が強く、上場商品としての需要トレンドを示す事例。

💸調達額:$11M(機関投資)

👥投資家:Börse Frankfurt $10M HBAR ETP, Spotlight Sweden $1M HBAR SEK

📅発表日:2026年4月22日

🔗 https://www.valour.com/en

RakkaR Digital

DV8が、タイでストディアル・クリプトストレージ事業を行うRakkaR Digitalを買収。買収金額は非公開だが、M&Aでカストディ機能を獲得し、機関投資家向けインフラへ舵を切る「参入型」の動きとして重要。資本調達ではなく統合フェーズに入るため、プロダクトの移管・規制対応・既存顧客基盤の引き継ぎが注目点。

💸調達:M&A — DV8が買収

📅発表日:2026年4月22日

🔗 https://www.rakkardigital.com/

3F(@3f_xyz)

Morphoエコシステム上で、トークン化実物資産(RWA)へのレバレッジ投資をワンクリックで提供するvaultプロトコル。今回報じられた$4Mは、$750Kのプレシード(2025年11月)と$3.3Mのシード(2026年3月クローズ)の合算として整理されている。メインネットはQ2 2026予定で、RWAの償還効率とリスク管理が差別化ポイント。

💸調達額:$4M(シード)

👥投資家:@Maven11Capital, F-Prime Capital, Susquehanna Crypto, @GSR_io, @gate_ventures , Pivot Global, @KomorebiFund , @FelixLts , Metalayer Ventures

📅発表日:2026年4月23日

🔗 https://www.3f.xyz

RealGo(@RealGoOfficial)

AR + AI + Web3を掛け合わせたゲームで、現実世界の行動をミーム・コンパニオンやバトル、オンチェーン報酬に接続する「ライブアドベンチャー」型。Q1 2026時点で登録25万人、WAU 7.6万人と、Web3ゲームとしては早い段階で分母を作れている。Q2 2026のTGEを前に$3.5Mの戦略投資を実施し、開発とエコシステム拡大を加速。

💸調達額:$3.5M(戦略投資)

👥投資家:@animocabrands, @CogitentV, @X21_Digital , @notchvc , Becker Ventures

📅発表日:2026年4月23日

🔗 https://www.realgo.game

ILITY Network(@ILITY_xyz)

ZKPベースの高性能Layer-1を掲げ、機密性を維持したままクロスチェーンデータを安全に検証する「プライベートL1インフラ」を狙うプロジェクト。今回の追加資本は$2Mで、$21Mバリュエーションが提示されている。テストネット段階で、資金はプロトコル開発加速とパートナー拡大に充当。

💸調達額:$2M(戦略投資)

👥投資家:@animocabrands, @dao_duck

📅発表日:2026年4月23日

🔗 https://ility.xyz/

Cluster Protocol(@ClusterProtocol)

AIディープテック×Web3インフラの文脈で、分散型コンピュートを掲げるプロジェクト。今回$5Mの戦略投資をDAO5リードで実施し、累計は$7.75Mへ。注目はブラウザネイティブのvibe coding IDE「CodeXero」で、監査済みパターンで訓練されたAIがDeFiロジックやトケノミクス、ローンチフローまで本番グレードのコード生成を狙う。

💸調達額:$5M(戦略投資)

👥投資家:@daofive, @PaperVentures, JPEG Trading, @Maple_block

📅発表日:2026年4月24日

🔗 https://www.clusterprotocol.ai/

TruScholar(@Truscholarr)

AI×ブロックチェーン基盤で、デジタル証明書の発行・検証(verifiable credentials)を提供するB2Bプラットフォーム。累計200万件超の証明書発行に加え、PAT-positive(黒字)で回る点がこの領域では強いシグナル。今回プレシリーズAを完了したが金額は非公開で、資金は機能拡張と提携拡大へ。

💸調達額:Undisclosed(プレシリーズA)

👥投資家:@SucSEED_VC, @PadUpVentures, Vinners, Angel investors (TiE Global community)

📅発表日:2026年4月24日

🔗 https://www.truscholar.io

今週(4/21〜4/27)は9件で総調達額$33.5M(金額非公開・M&Aを除く)。最大はValourのHBAR ETPへの機関投資$11Mで、「トークンを発行する新興プロジェクト」よりも「規制枠組みの器(ETP)に資金が乗る」動きが目立ちました。次点でデュアルライセンス取引所のHata($8M)が続き、“規制とコンプライアンス”という堀を作れるプレイヤーに手堅く資金が集まっています。

また、HQLAx(担保DLT)への戦略投資やRakkaR Digital(カストディ)の買収など、機関投資家向けインフラの再編・統合フェーズへの移行も顕著です。AI×Web3の領域ではCluster(開発IDE)やTruScholar(デジタル証明)に見られる通り、「投機より作業効率・運用実態」に根ざしたユースケースが前面化しています。TGE文脈ではRealGoがQ2 2026予定でエコシステム拡大を進めておりウォッチ対象です。

全体として、①機関投資インフラ(ETP/カストディ/担保DLT)、②規制下の現地取引所、③AIやRWA(3F)を“実装”に落とした実需型プロジェクトの3本柱がトレンドとなった週でした。

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この記事を監修した人

新井 進悟

新井 進悟

株式会社ロクブンノニ 代表取締役

2013年に東京理科大学大学院(経営工学専攻)修了後、Web・アプリ・広告業界の複数社でエンジニア、データサイエンティスト/データアナリストとして従事。2017年頃から仮想通貨・ブロックチェーン領域に携わり、2018年1月に株式会社ロクブンノニを設立、同年2月にブロックチェーン特化型メディア「Crypto Times」をローンチ。業界歴は約9年。DeFi・L1/L2プロトコル・トークノミクス・ZKP・国内外の規制動向を専門領域とし、自身でもオンチェーンでの資産運用・リサーチを日常的に行う。数百本以上の記事執筆・監修を担当し、国内外カンファレンス登壇、DeFi資産運用セミナー講師、KOLアンバサダープログラム運営など実績多数。

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