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暗号資産、どこにしまうのが正解?~キミのお財布(ウォレット)の選び方~

2025年6月26日

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この記事を読めば、自分に合った暗号資産ウォレットを選んで安全に管理できるようになります!

目次

「暗号資産を手に入れたけど、どこに保管すればいいの?」「ウォレットって色々種類があるみたいだけど、どれを選べばいいの?」

そんな不安を感じているあなたも、この記事を読めば大丈夫!暗号資産の保管方法とウォレットの選び方を、初心者にもわかりやすく解説します。大切な資産を安全に守るための知識を、一緒に学んでいきましょう!

この記事でわかること

  • ウォレットの基本的な仕組みと役割
  • ホットウォレットとコールドウォレットの違い
  • 秘密鍵と公開鍵の重要性
  • 自分に合ったウォレットの選び方
  • 安全な管理のための具体的な方法

暗号資産の「ウォレット」って、お財布と何が違うの?

まず、「ウォレット」っていうのは、文字通り「お財布」のこと。でも、日本円やドルを入れる革財布とは、ちょっと役割が違うんだ。

暗号資産のウォレットは、暗号資産そのものを保管するんじゃなくて、「使う権利」を保管する場所!

「え、どういうこと?」って思うよね。実は、ビットコインみたいな暗号資産は、ブロックチェーンっていう大きなデジタルなノートに「誰がどれだけ持っているか」が記録されているんだ。ウォレットは、そのブロックチェーンにアクセスして、「これは僕のだよ!」って証明するための「カギ」を安全にしまっておくためのものなんだね。

だから、ウォレットがなくなっても、カギさえちゃんと別に保管しておけば、暗号資産そのものが消えちゃうわけじゃないんだ(でも、カギをなくしたら大変だよ!)。

ウォレットにはどんな種類があるの?特徴を知って選ぼう!

暗号資産のウォレットには、大きく分けていくつかの種類があるんだ。それぞれの特徴を知って、自分に合ったものを選ぼうね。

1. ホットウォレット vs コールドウォレット

これは、ウォレットがインターネットに繋がっているかどうかで分ける考え方だよ。

  • ホットウォレット:「いつでも使える便利なオンライン財布」 インターネットに常に接続されているウォレットのこと。スマホアプリのウォレットや、パソコンのソフトウェアウォレット、取引所のウェブサイト上で使えるウォレットなんかがこれにあたるよ。いつでもどこでも暗号資産を送ったり受け取ったりできて便利だけど、インターネットに繋がっている分、ハッキングのリスクも少し高くなるんだ。

  • コールドウォレット:「金庫でがっちり守るオフライン財布」 インターネットから完全に切り離された状態で暗号資産のカギを保管するウォレットのこと。専用のUSBメモリみたいな「ハードウェアウォレット」や、カギの情報を紙に印刷して保管する「ペーパーウォレット」があるよ。使うときはちょっと手間がかかるけど、ハッキングのリスクはものすごく低いから、大きな金額を長期間安全に保管したい人に向いているんだ。

2. 取引所のウォレット vs 自分で管理するウォレット

これは、ウォレットのカギを誰が管理するかで分ける考え方だよ。

  • 取引所のウォレット(カストディアルウォレット):「お店に預けるお財布」 コインチェックやビットフライヤーみたいな暗号資産取引所に口座を作ると、その取引所が提供してくれるウォレットのこと。取引所がカギを管理してくれるから、自分でカギをなくす心配は少ないし、取引もスムーズにできるのがメリット。でも、もし取引所がハッキングされたり、倒産しちゃったりすると、預けていた暗号資産が戻ってこないリスクもあるんだ。

  • 自分で管理するウォレット(ノンカストディアルウォレット):「自分でしっかり持つお財布」 スマホアプリやハードウェアウォレットみたいに、カギ(特に秘密鍵)を完全に自分で管理するタイプのウォレット。自分の資産を完全にコントロールできるのが最大のメリットだけど、カギをなくしたり、パスワードを忘れたりすると、誰も助けてくれなくて、資産を永久に失ってしまうリスクもあるんだ。だから、管理は超重要!

超重要!「秘密鍵」と「公開鍵」って何?

ウォレットの話をするときに、絶対に避けて通れないのが「秘密鍵(ひみつかぎ)」と「公開鍵(こうかいかぎ)」だよ。これが、暗号資産の「カギ」の正体なんだ。

公開鍵:「銀行の口座番号」みたいなもの

他の人から暗号資産を受け取るときに使う、自分専用のアドレス(住所)を作るもとになるカギだよ。これは他の人に教えても大丈夫。「ここに送ってね!」って伝えるためのものだからね。

秘密鍵:「銀行口座の暗証番号+実印」みたいな超重要なもの!

これが一番大事なカギ! この秘密鍵を持っている人だけが、そのウォレットに入っている暗号資産を実際に動かす(送金する)ことができるんだ。だから、秘密鍵は絶対に誰にも教えてはいけないし、絶対に失くしてはいけない! もし秘密鍵が他人にバレたら、ウォレットの中身を全部盗まれちゃう可能性があるよ。

多くのウォレットでは、秘密鍵を直接見ることなく、代わりに「リカバリーフレーズ」や「シードフレーズ」と呼ばれる12個とか24個の英単語の列を保管するように言われるよ。これは秘密鍵を元に作られたもので、もしウォレットが壊れたり、スマホをなくしたりしても、この単語の列さえあれば、新しいウォレットで資産を復元できる「命綱」なんだ。だから、これも秘密鍵と同じくらい大切に、誰にも見られないように、安全な場所に保管しようね!

ウォレットを選ぶときのポイントと、安全に使うための鉄則!

じゃあ、実際にウォレットを選ぶとき、どんなことに気をつければいいんだろう?

選ぶときのポイント

  1. 使いやすさ: 初心者のみなさんは、まず操作が分かりやすいものを選ぼう。日本語に対応しているかどうかもチェック!
  2. 対応コイン: 自分が持ちたい暗号資産に対応しているウォレットか確認しようね。
  3. セキュリティ: どんなセキュリティ対策がされているか(二段階認証があるか、など)をチェック!評判やレビューも参考にしよう。
  4. バックアップと復元: リカバリーフレーズなどで、ちゃんとバックアップ・復元ができるか確認しよう。

安全に使うための鉄則

  • 秘密鍵・リカバリーフレーズは絶対に誰にも教えない! (家族にもだよ!)
  • 秘密鍵・リカバリーフレーズは、紙に書いて、オフラインの安全な場所に複数保管する! (スクリーンショットやクラウド保存はダメゼッタイ!ハッキングの危険があるよ)
  • ウォレットのソフトウェアは常に最新版にアップデートする!
  • 公共のWi-Fiなど、安全でないネットワーク環境でウォレットを操作しない!
  • フィッシング詐欺に注意! ウォレットの情報を聞き出そうとする偽メールや偽サイトに気をつけて!公式サイトからアクセスするようにしよう。

まとめ:賢く選んで、安全に管理しよう!

今日のポイント!

  • ウォレットは暗号資産の「カギ」を保管する場所
  • 用途に応じてホット/コールドを使い分ける
  • 秘密鍵は絶対に他人に教えない
  • セキュリティ対策は常に万全に