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Rabby Wallet 使い方ガイド

2025年6月26日

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この記事では、Rabby Walletの導入方法および、基本的な使い方、特徴を解説します。

目次

Rabby Walletとは?

Rabby Walletは、DeBank社が開発したマルチチェーン対応の仮想通貨ウォレットです。

MetaMask(メタマスク)より直感的・安全に使える点が評価されており、初心者にもおすすめです。

主な特徴

  • 取引前の自動セキュリティチェック
  • サイトに応じたネットワーク自動切替
  • 残高・資産状況の見やすいUI
  • オープンソース&定期監査による高い透明性

Rabby Walletの始め方

1. インストール

必ず公式サイト(https://rabby.io/)からダウンロードしましょう。

  • Chrome拡張またはスマホアプリで利用可
  • Chrome拡張は「Chrome Web Store」で開発元が「rabby.io」になっているか要確認

2. 新規ウォレット作成

続いて、ウォレットの新規作成を行います。

  1. Rabbyアイコンをクリック → 言語設定(日本語対応)
  2. 「新規作成(Create New Address)」を選択

  1. シードフレーズ(12単語)が表示されるので必ず手書きでメモし、安全な場所に保管

- ここで表示されたシードフレーズは他人には絶対に教えてはいけません。
- デジタル保存や写真撮影は厳禁で、必ず手書きでのメモを残しましょう。

4. パスワード設定(8文字以上・英数・記号混在推奨)

  1. シードフレーズの確認テストに回答
  2. 作成完了 → メイン画面が表示される

3. 既存ウォレットのインポート

既にウォレットを保有している方は、お持ちのウォレットをインポートしていただけます。

  • MetaMask等のシードフレーズ(12 or 24単語)やハードウェアウォレット(Ledger, Trezor等)も同じ画面からインポート可能
  • インポート後、アドレスや残高が一致しているか確認

Rabby Walletの基本操作

メイン画面の見方

以下は、Rabbyのメイン画面(拡張機能)になります。

  • 上部:自分のウォレットアドレス/現在のネットワーク
  • 中央:仮想通貨・NFTの資産残高(日本円表示も可)
  • 下部ボタン(各種機能)
    • Send(送信):ウォレットアドレス・数量・手数料確認後に送金
    • Receive(受信):自分のアドレス表示(QRコードも可)
    • Swap(交換):ウォレット内で仮想通貨同士の交換
    • Bridge(ブリッジ):異なるチェーン間の資産移動

日本語設定

Rabbyの拡張機能アイコンをクリック後、ウォレット画面右下**「More」 > 「Current Language」より「日本語」を選択**することで、アプリの言語を変更できます。

セキュリティ機能

  • 取引前の自動リスクチェック(安全・警告・危険を色で通知)
  • 送金先が初対面の場合は警告表示
  • 取引シミュレーションで「送信後にどう変化するか」事前に確認可能

承認管理(リボーク)

  • DeFiで与えた「承認権限」は「Approvals」画面で随時取り消し(Revoke)可能
  • 使わなくなったWeb3系サービスの権限はこまめに削除をしておくことで、将来的な資産流出リスクも削減できます。

Rabby Wallet利用時の注意点

  • シードフレーズ管理が最重要
    • 紙に手書きで、複数保管
    • 他人に見せない/ネット保存NG
  • パスワードも推測されにくいものを設定し、定期的に変更が推奨
  • 公式サイト・正規ストアからのみインストール
  • 怪しいサイトやDMでシードフレーズを求められても絶対に教えない
  • 資産移動や大きな金額送金は必ずテスト送金や内容の再確認を

トラブル時の対処

  • 不正アクセス・シード漏洩時は即座に新ウォレット作成&資産移動
  • 送金やSwapの失敗はネットワーク・手数料・アドレス再確認を
  • 困った場合はRabby公式ドキュメントやサポート・コミュニティを参照

まとめ

Rabby Walletは直感的で安全、マルチチェーン対応の次世代ウォレットです。

「公式サイトからインストール→新規作成(またはインポート)→基本操作の習得」

このシンプルな流れで、仮想通貨を安全に管理・運用できます。

セキュリティ基本原則(シード管理・公式情報・少額テスト送金)だけは必ず守って活用してください。