Dango Exchange | 独自L1採用の完全オンチェーンCLOB型DEX
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Dango Exchange | 独自L1採用の完全オンチェーンCLOB型DEX

目次
💡 この記事の要点(TL;DR)
独自L1 + CLOB: 汎用チェーン上のdAppではなく、取引に特化した独自L1「Dango Chain」を採用。
Mainnet Alpha稼働中: 2026年1月6日より稼働開始。現在はETH-USDCのスポット取引のみで、流動性は内部資金による約2.2万ドル程度と限定的。
独自の機能と高いUX: 0.2〜0.5秒間隔のバッチオークション(MEV対策)、ユーザー名ログイン(キーレス)、統合マージン口座などを実装。
ロードマップ: 2026年1月に公開メインネット、3月にパーペチュアル(Perps)とポイントプログラム、夏にトークンTGE($DNG)を予定。
資金調達実績: Lemniscap、Hack VCらからSeedラウンドで360万ドルを調達済み。
1.プロダクト概要:DeFiトレーディング・スーパーアプリ
Dango Exchangeは、単なるDEX(分散型取引所)ではなく、取引のためにゼロから設計された独自L1ブロックチェーン「Dango Chain」 です。
既存のAMM(自動マーケットメイカー)型DEXが抱える「遅延」「MEV(最大抽出可能価値)による搾取」「流動性の断片化」といった問題を解決するため、完全オンチェーンの中央限度注文板(CLOB)を採用しています。
ユーザー体験(UX)の刷新
Dangoは「CEXのような使い心地」を徹底しています。
キーレスアカウント: 複雑な秘密鍵管理は不要。Googleアカウントのような「ユーザー名」とパスキーでログイン可能です。
ガスレス取引: ユーザーはガス代(ネットワーク手数料)を意識することなく取引が可能です。
スーパーアプリ化: 現物、パーペチュアル、RWA(現実資産)、レンディングなどを単一のインターフェースに統合。現物以外は将来的に実装される予定となっています。
2. 主要機能と技術的特徴
Dangoが他のDEX(HyperliquidやdYdXなど)と差別化を図るための技術的特徴は以下の通りです。
| 機能 | 解説 |
|---|---|
| バッチオークション | 0.2〜0.5秒間隔で注文をまとめ、一斉に約定させます。これにより、HFT(高頻度取引)によるフロントランニングやサンドイッチ攻撃などの有害なMEVを排除します。 |
| 統合マージン口座 | スポット資産(ETHやBTCなど)とデリバティブポジションを単一の口座で管理します。スポット資産を担保にしてレバレッジ取引(目標2〜10倍)が可能なクロスコラテラル機能を提供します。 |
| Passive Liquidity Vaults | 専門知識がないユーザーでも、自動でマーケットメイクを行うVaultに資金を預けることで、スプレッド収益を得ることができます。 |
| オラクル | Pyth Networkとの連携により、低遅延での価格フィードを予定しています。 |
3. 現在の状況とリスク(Mainnet Alpha)
2026年1月6日に公開されたMainnet Alphaは、あくまで「初期アクセス」段階です。
現在は運営チームの自己資金による約22,000ドル(ETH-USDC)程度の流動性しかないとX上で報告されています。実際に5,000ドルの成行注文で600ドルのスリッページが発生した事例もあります(創業者が補填対応済み)。
執筆時点では、ETHのSpotのみの取引が可能であり、上記の通り、流動性は決して大きくありません。
ポイントシステムの開始は3月の予定となっており、現在の参加者に遡及的に分配されることが明言されていることから、少額でエアドロップ活動を行うユーザーにはチャンスとも考えられますね。
逆に大口のユーザーは、スリッページや薄い流動性で損失を被らないような注意が必要です。
4. ロードマップと $DNG トークン
Dangoは、2026年の夏に向けて明確なマイルストーンを設定しています。
今後のスケジュール
2026年1月: Public Mainnet ローンチ(スポット取引の一般公開、BTC/SOL等の上場)。
2026年3月: Perpetual(無期限先物) 取引開始。同時に「Dango Points Program」が開始され、GalxeのOAT保有者や初期貢献者が優遇される予定です。
2026年3月: iOS/Android向けモバイルアプリのリリース。
2026年 夏: TGE(Token Generation Event) およびエアドロップを実施予定。
5. まとめ
Dango Exchangeは、既存のDeFiの使いにくさを解消し、CEXからのユーザー移行を狙う野心的なプロジェクトです。
現在は、少数の機能に限定されているものの、独自L1やパスキーを使用したアカウント抽象化など、独自のアプローチで市場を開拓しています。
Mainnet Alphaは流動性が薄く、大規模な採用は期待できません。
一方で2026年3月のポイントプログラム開始とPerps実装がリテール参入のタイミングとなることが予測され、この前段階となる今触っておくことで、少額であってもポイントシェアの一部を獲得できる可能性が見込まれます。
資金調達実績(Seedで360万ドル)や、Galxeキャンペーンを通じたコミュニティ基盤(約16.4万ウォレット)があることから、夏のTGEに向けて注目度が高まっていくことが予想されます。
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