このガイド記事では、テストネットに接続し、テスト用のコインを受け取るまでの方法を解説します。

目次
この記事を読めば、テストネットでの練習用トークンの受け取り方がバッチリわかる!
「ブロックチェーンの使い方を練習したいけど、本物のお金は怖くて使えない…」「テストネットって聞くけど、どうやって使うの?」
そんな不安を感じているあなたに、安全な練習環境「テストネット」の使い方を紹介します。本物のお金を使わずに、暗号資産の基本操作が練習できる環境を、一緒に準備していきましょう!
この記事でわかること
- テストネットとは何か、なぜ必要なのか
- Rabbyウォレットでテストネットに切り替える方法
- テストネット用のETH(お金)を無料でもらう手順
- よくあるトラブルと解決方法
テストネットって何?
テストネットとは、本物のブロックチェーンの「練習場」のようなものです。ここでは本物のお金を使わずに、暗号資産(仮想通貨)の送金やアプリの使い方を安全に練習できます。
テストネットでもらえるお金やトークンは「テスト用」なので、実際の価値はありません。でも、操作方法は本物とほぼ同じなので、練習にぴったりです。
今回は「Goerliテストネット」または「Sepoliaテストネット」という、イーサリアム(Ethereum)の練習場を使います。
💡 どちらを選ぶ?: Goerliテストネットの方がFaucetサイトが多いのでおすすめです。
準備するもの
- スマホにインストールしたRabbyウォレット
- インターネット接続
ウォレットとは?:暗号資産(仮想通貨)を保管・送受信するためのアプリです。銀行口座やお財布のようなものと考えてください。
テストネットのお金をもらう手順
1. Rabbyウォレットを開く
Rabbyウォレットアプリを開きます。
2. Sepoliaテストネット用のFaucet(蛇口)サイトにアクセスする
ブラウザで、以下のいずれかのFaucetサイトにアクセスします:
- Sepolia PoW Faucet:https://sepolia-faucet.pk910.de/
- Ethereum Sepolia Faucet : https://cloud.google.com/application/web3/faucet/ethereum/sepolia
- Ethereum Sepolia FAUCET:https://www.alchemy.com/faucets/ethereum-sepolia
Faucet(蛇口 )とは?:テストネット用のお金を無料で配布しているサイトのことです。水道の蛇口のように、必要なときにテスト用のお金をもらえます。
⚠️ 注意: Faucetサイトによっては、Twitterアカウントでログインするように求められることがあります。その場合は指示に従ってログインしましょう。
ここでは一旦、この画面より、自身のウォレットアドレスを入力し、「Receive 0.05 Sepolia ETH」をクリックして先に進みます。
3. カスタムネットワークの追加
再度Rabby Walletを開くと、今度は、Rabbyの下部に現在アクセスしているウェブサイトおよび、現在のネットワークが表示されています。
画面下部にあるネットワーク名(「Ethereum」など)をタップします。
「Select Chain(チェーン選択)」タブより、「Custom Network(カスタムネットワーク)」を選択。
その後、「Add Custom Network」を押下します。
4. Sepolia(セポリア)テストネットの追加
「Add Custom Network」画面で、「Quick add from chainlist(チェーン一覧より追加)」を選択。
検索ボックスに「Ethereum Sepolia」と入力すると、Ethereum Sepoliaが表示されます。
- Currency: ETH
- ID: 11155111
こちらを選択し、Confirmすることでネットワークの追加が完了します。
5. ネットワークの切り替え
3と同様の手順で、テストネットへの切り替えを行います。
6. テストネットETHが届いたことを確認する
Rabbyウォレットに戻り、残高が更新されるのを待ちます(1〜2分かかることがあります)。
ある程度時間が経った後、Rabbyの画像赤枠部分をクリックします。
タブを「Custom Network」に切り替え、Ethereum SepoliaのETHが追加されていれば、Faucetからのテストネット用ETHの受け取りは完了となります。
✅ おめでとう!: テストネットETHを受け取ることができました。これでブロックチェーンの世界への第一歩を踏み出しました!
まとめ:これであなたもテストネットマスター!
お疲れ様!テストネットの基本と、テスト用ETHの受け取り方をマスターできましたね。
今日のポイント!
- テストネットは本物のブロックチェーンの「練習場」
- Rabbyウォレットで簡単にテストネットに切り替えられる
- Faucetサイトから無料でテスト用ETHがもらえる
- テストネットのトークンは練習用なので実際の価値はない
次のステップへ!
テストネットの環境が整ったら、次は実際にトークンを送ってみよう!送金の基本操作を安全に練習できるよ。