この記事を読めば、「レイヤー2」が何か、なぜ必要なのかがバッチリわかる!

目次
300「Ethereumって手数料が高い…」「取引が遅くて使いにくい…」
そんな悩みを解決するのが、Layer2(レイヤー2)です。
この記事では、レイヤー2の仕組みと使い方を、初心者でもわかるように解説します。
実際にEthereumからL2へ資金を移す「ブリッジ」も体験してみましょう!
この記事でわかること
- レイヤー2が生まれた理由
- レイヤー2(L2)の基本構造と仕組み
- 代表的なL2(Arbitrum / Optimism / Base)の特徴
- 実際にL2を使う手順(ブリッジ → 取引体験)
- 注意点と安全な始め方
レイヤー2とは?:渋滞を避ける“バイパス道路”
Ethereum(イーサリアム)は最も人気のあるブロックチェーンです。
しかし、人気が高すぎるゆえに「取引が遅い」「ガス代(手数料)が高い」という問題を抱えています。
たとえるなら、高速道路の本線が大渋滞している状態。
車(=取引)が増えすぎて、目的地に着くまで時間もコストもかかってしまいます。
そんな渋滞を避けるために作られたのがレイヤー2(L2)。
本線(Ethereum)とつながった「バイパス道路」のような存在で、
本線の安全性はそのままに、より速く・安く・スムーズに走れるように設計されています。
レイヤー2の仕組み:ロールアップ(Rollup)とは?
L2は、取引をまとめてEthereumに報告する「ロールアップ」という技術を使います。
イメージは5人分の買い物を代表者1人がまとめてレジに行くようなもの。
全員がバラバラに並ぶより、効率的で手数料も安くなります。
代表的なレイヤー2
| 名前 | 特徴 |
|---|---|
| Arbitrum(アービトラム) | 利用者が多く、取引量トップクラス |
| Optimism(オプティミズム) | 多くのプロジェクトが公式に連携 |
| Base(ベース) | Coinbaseが開発。信頼性が高く初心者にも人気 |
これらはすべてEthereumとつながっており、基本操作はほぼ共通です。
CandyDropsでも、Baseチェーンを使ったアプリが多く紹介されています。
実際にL2を使ってみよう!
L2を使うには、まずEthereum(L1)からL2に資金を移します。
この操作をブリッジ(Bridge)と呼びます。
ステップ①:ETHをL2に送る(ブリッジ)
以下は代表的な公式ブリッジサイトです:
- Arbitrum Bridge(https://portal.arbitrum.io/bridge)
- Optimism Bridge(https://app.optimism.io/bridge/deposit)
1. ウォレットを準備する
まず、Ethereumに接続できるウォレットを準備します。
おすすめは以下の2つ:
2. ブリッジサイトにアクセスして接続する
ブリッジサイトにアクセスし、「Connect Wallet」(ウォレット接続)をクリック。
ウォレットが立ち上がったら、接続を承認します。
3. ネットワークをEthereumに設定する
ウォレットが「Ethereum Mainnet」になっていることを確認します。
4. 送金先のL2を選択し、金額を入力する
「Destination Network(送金先)」でArbitrumやOptimismを選びます。
ETHを送りたい金額を入力し、「Bridge」または「Transfer」をクリック。
5. ブリッジ完了を確認する
数分〜十数分でブリッジが完了します。
ウォレットのネットワークを送金先L2(例:Arbitrum)に切り替えて、ETH残高を確認しましょう。
✅ これであなたもL2デビュー!
ステップ②:L2上で取引してみる
ブリッジが完了したら、L2上で実際に取引をしてみましょう。
おすすめはUniswapや1inchなどの分散型取引所(DEX)です。
操作方法はこちらを参考にしてください:
操作の流れ
- DEXを開く
- ウォレットのネットワークをL2(例:Arbitrum)に切り替える
- 少額のETHで別のトークンにスワップしてみる
L1では1回の取引に数百円かかることもありますが、
L2なら数円程度。スピードも圧倒的に速いです。
注意点とコツ
- ブリッジ直後は少し時間を置いて反映を確認する
- L2 → L1への出金は数時間〜数日かかる
- 公式リンク以外のブリッジは絶対に使わない
- 迷ったら「Arbitrum」または「Base」から始めるのがおすすめ
EthereumとL2の比較まとめ
| 項目 | Ethereum (L1) | Layer2 (L2) |
|---|---|---|
| 手数料 | 高い(数十〜数百円) | 安い(数円〜数十円) |
| 速度 | 数十秒〜数分 | 数秒 |
| セキュリティ | 最高レベル | L1依存で安全性高 |
| 使いやすさ | 難しめ | 初心者向け |
まとめ:L2を使うことが本格ユーザーへの第一歩!
L2を使えば、Ethereumの「高い・遅い」という悩みを解決できます。
まずは少額のETHをブリッジし、L2で1回スワップしてみましょう。
その体験が、あなたを本格的なWeb3ユーザーへと導きます。
まとめ:L2を知ることが「本格ユーザー」への第一歩
L2を使うことで、Ethereumを「高い・遅い」と感じていた人でも、「速くて安い」オンチェーンの世界を体験できます。
まずは少額のETHをブリッジして、L2でトークンを1回スワップしてみましょう。
その一歩で、クリプトの世界がぐっと広がります。
最近の暗号資産プロジェクトは、L2をベースに展開されていることも多く、L2の使い方を覚えることはエアドロ獲得への大きな一歩となります。
正解したらポイントを獲得できます!
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