この記事を読めば、DeFiでの安全なトークン貸し出し・借入の方法がわかる!

目次
300「暗号資産を持っているけど、ただウォレットに置いておくだけでいいの?」「DeFiで貸し出して利息を得られるって聞いたけど、やり方がわからない…」そんな疑問や不安を持っている人も多いはず。この記事では、Aaveを使った具体的な貸し出し・借入の手順を、初心者でもわかりやすく解説します!
この記事でわかること
- DeFi(分散型金融)での貸し出し・借入の基本
- Aaveを使ったトークン貸し出しの具体的な手順
- 安全な借入の方法と返済の仕組み
- リスク管理と注意点
DeFiでの貸し出し・借入って何?
DeFi(ディーファイ)での貸し出し・借入とは、銀行などの仲介者なしに、直接他のユーザーとお金のやり取りをすることです。
- 貸し出し(Supply/Deposit): 自分のトークンを貸し出して、利息を得ることができます
- 借入(Borrow): 担保を預けて、別のトークンを借りることができます
今回は「Aave(アーヴェ)」というサービスを使って、トークンの貸し出しと借入を練習します。
準備するもの
- Rabbyウォレット
- ETH(テストネット)
- インターネット接続
ウォレットの導入方法やテストネットのETH入手方法がわからない方は、以下のガイドを先に完了させておきましょう。
テストネットのFaucet受け取り方法~ブロックチェーン練習場への第一歩~
トークンを貸し出す手順
1. Aaveにアクセスする
ブラウザで、Aaveにアクセスします: https://app.aave.com/
2. ウォレットを接続する
「Connect Wallet」(ウォレットを接続 )ボタンをタップします。
表示されるウォレット一覧から「Rabby Wallet」を選択します。
Rabbyウォレットアプリが起動し、接続の許可を求められるので「接続」または「許可」をタップします。
3. テストネットに切り替える
今回は実際のお金ではなく、テストネットのETHを使用して操作感を覚えていきます。
画面右上の歯車アイコンから、Testnet Mode(テストネットモード)をオンにして、テストネットへ切り替えます。
4. 「Supply」(貸し出し)セクションから貸し出すトークンを選択する
貸し出せるトークンの一覧が表示されるので、貸し出したいトークン(例:ETH)の横にある「Supply」ボタンをタップします。
5. 貸し出す金額を入力する
貸し出したい金額を入力します。テストネットなので、持っている量の半分程度を試してみましょう。
最大ボタン: 「MAX」ボタンをタップすると、貸し出せる最大金額が自動入力されます。
入力すると、以下の情報が表示されます:
- Supply APY(貸し出し時年間利回り):貸し出しで得られる利息の割合(Aaveでは変動)
- 担保として使えるか:借入時に担保として使えるかどうか
ここで貸し出しの条件を確認しましょうね。
6. 貸し出しを実行する
「Continue」(続ける)または「Supply」(貸し出す)ボタンをタップします。
Rabbyウォレットが起動し、取引の承認を求められるので「承認」または「確認」をタップします。
7. 貸し出し完了と状況を確認する
貸し出しが完了すると、完了画面が表示されます。
「Dashboard」(ダッシュボード)に移動すると、貸し出したトークンと獲得中の利息が確認できます。
✅ おめでとう!: トークンの貸し出しに成功しました!これであなたのトークンは利息を生み出し始めます(テストネットでは0%)。
トークンを借り入れる手順
1. 「Borrow」(借入)セクションを選択する
ダッシュボード画面の右側メニューは借り入れ(Borrow)の情報が表示されています。
画面上部には現在の借り入れ状況(Your borrows)、下部には借り入れ可能な資産(Assets to borrow)が表示されています。
2. 借り入れ可能なトークンと金額を確認する
Assets to borrowセクションには、借り入れ可能なトークンの一覧が表示されます。借入可能額は、貸し出したトークンの価値によって決まります。
安全度: 借入には担保が必要です。例えば、100ドル分のETHを貸し出していれば、その一部(例:70ドル分)までしか借りられません。これは「安全度」や「借入可能割合」として表示されます。
3. 借り入れるトークンを選択する
借りたいトークン(例:GHO)の横にある「Borrow」ボタンをタップします。
その横のDetailsボタンを押すと、借り入れるトークンの情報を見ることができますよ。
4. 借り入れる金額を入力する
借りたい金額を入力します。借入可能額の50%程度を試してみましょう。
入力すると、以下の情報が表示されます:
- 安全度への影響(Health Factor):借入後の担保率の状態。画面の3.30は、借入額に対して330%の担保維持率を示している
5. 借入を実行する
「Borrow GHO」(GHOを借りる)ボタンをタップします。
確認画面が表示されるので、内容を確認して「Confirm」(確認)をタップします。
Rabbyウォレットが起動し、取引の承認を求められるので「承認」または「確認」をタップします。
6. 借入完了と返済計画を確認する
借入が完了すると、完了画面が表示されます。
「Dashboard」(ダッシュボード)に移動すると、借りたトークンと支払う利息が確認できます。
まとめ:DeFiマスターへの第一歩を踏み出そう!
今日のポイント!
- 貸し出しと借入には必ずリスクが伴うことを理解する
- 借入可能額の70%以下に抑えることで安全度を保つ
- 定期的にダッシュボードで状況を確認する
- テストネットで十分に練習してから実践する
正解したらポイントを獲得できます!
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