本ガイド記事では、Rabby Walletを使用したトークンの受け取り、送金の方法を解説しています。

目次
この記事を読めば、暗号資産の基本的な送受信操作がバッチリわかる!
「トークンを送ったり受け取ったりしたいけど、失敗が怖い…」「ガス代って何?手数料はどうなるの?」
そんな不安を感じているあなたに、テストネット環境での安全な送受信方法を紹介します。実際のお金を使わずに、基本的な操作を練習していきましょう!
テストネットでのFaucetからのトークン受け取りが済んでいない方は、オンチェーンガイドの「テストネットのFaucet受け取り方法~ブロックチェーン練習場への第一歩~」を先に読み進めていただくと、理解が深まります。
この記事でわかること
- トークンを受け取るために必要なウォレットアドレスの確認方法
- Rabbyウォレットを使った安全な送金手順
- ガス代(手数料)の仕組みと確認方法
- よくあるトラブルと解決方法
トークンの送受信って何?
トークンの送受信とは、デジタルのお金(暗号資産)を人から受け取ったり、人に送ったりすることです。銀行振込や電子マネーの送金と似ていますが、ブロックチェーン上で直接やり取りします。
今回は前回手に入れたテストネットのETH(イーサリアム)を使って、送金の練習をしてみましょう。
準備するもの
- Rabbyウォレット(テストネットに接続済み)
- テストネットETH(前回のFaucetで取得したもの)
- 送金先のアドレス(友達のアドレスか、自分の別のウォレットアドレス)
テストネットの確認: Rabbyウォレットが「Sepolia」などのテストネットに接続されていることを確認しましょう。
トークンを受け取る方法
1. Rabbyウォレットを開く
Rabbyウォレットアプリを開きます。
2. 自分のアドレスをコピーする
ホーム画面で自分のウォレットアドレス(「0x」から始まる文字列)をタップします。
タップするとアドレスがコピーされ、「コピーしました」というメッセージが表示されます。
⚠️ 重要: ウォレットアドレスは銀行口座番号と同じです。1文字でも間違えると違う人に送ってしまい、取り戻せなくなります。必ずコピー&ペーストで正確に入力しましょう。
3. 相手に自分のアドレスを伝える
コピーしたアドレスをメッセージアプリやメールで送るか、QRコードを表示して相手に見せます。
QRコードを表示するには、アドレス表示画面で「QRコード」ボタンをタップします。
4. トークンが届いたことを確認する
相手がトークンを送ってくれたら、Rabbyウォレットのホーム画面で残高が増えているか確認します。
受け取りの待ち時間: トークンが届くまで数分かかることがあります。画面を下に引っ張って更新すると、最新の残高が表示されます。
💡 取引状況の確認: 「履歴」や「アクティビティ」タブをタップすると、取引の状況(処理中、完了など)を確認できます。
トークンを送金する方法
1. 「送信」ボタンをタップする
Rabbyウォレットのホーム画面で「送信」または「送金」ボタンをタップします。
【スクリーンショット7】: 送信ボタンの位置(ボタンに赤い丸や矢印で強調)
2. 送金先アドレスを入力する
送金先のウォレットアドレスを入力します。以下のいずれかの方法で入力できます:
- 直接入力する
- コピーしたアドレスを貼り付ける
- QRコードをスキャンする(モバイル版)
3. 送金額を入力する
送りたい金額を入力します。テストネットでは実際のお金ではないので、気軽に試せます。
最大ボタン: 「最大」ボタンをタップすると、送れる最大金額が自動入力されます。
4. ガス代(手数料)を確認する
送金には「ガス代」と呼ばれる手数料がかかります。これはブロックチェーンを動かすために必要なものです。
ガス代とは?: ブロックチェーンでの取引を処理するための手数料です。混雑しているときは高くなります。テストネットでは実際のお金ではないので気にする必要はありません。
5. 送金を確定する
内容を確認し、「確認」または「送信」ボタンをタップします。
パスワードや生体認証(指紋など)を求められたら、入力または認証します。
6. 送金完了を確認する
送金が完了すると、完了画面が表示されます。
ホーム画面に戻ると、残高が減っていることが確認できます。
✅ おめでとう!: トークンの送金に成功しました!これでブロックチェーン上での基本的な送金操作をマスターしました。
まとめ:これであなたも送金マスター!
お疲れ様!トークンの送受信について、基本から実践まで学びましたね。
今日のポイント!
- ウォレットアドレスは1文字でも間違えると取り返しがつかない
- 送金前の内容確認が最重要
- ガス代(手数料)の確認を忘れずに
- まずは少額で練習してから本番へ
次のステップへ!
基本的な送受信操作をマスターできたら、次は異なるトークン同士の交換(スワップ)に挑戦してみよう!