World Markets|MegaETH上の無期限×現物×レンディング統合DEX完全ガイド
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- 対応チェーン
- カテゴリ

目次
World Markets (WM)は、MegaETH上で稼働する非カストディアル型のEverything DEXです。現物・無期限先物・過小担保レンディングをEverything Accountという単一のクロスマージン口座に統合し、ATLASリスクエンジンによるポートフォリオレベルのネッティングで「No ADL(自動デレバレッジなし)」環境と既存DEX比100倍級のレバレッジ効率を実現します。本記事では、World Marketsの特徴・Points Program参加手順・トークン情報・ロードマップを解説します。
プロジェクト概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| チェーン | MegaETH(Ethereum L2、Chain ID 4326) |
| カテゴリ | Everything DEX(無期限 + 現物 + レンディング統合) |
| ステージ | メインネット(2026年2月18日パブリックベータローンチ) |
| 基軸通貨 | USDM(World Marketsネイティブステーブルコイン) |
| 資金調達 | VC調達なし |
World MarketsはKevin Coons率いるチームが構築した分散型取引所で、2026年2月18日にMegaETH上でパブリックローンチを迎えました。最大の特徴は、現物取引・無期限先物・過小担保レンディングを全て同一マージン口座Everything Accountに統合した点にあります。ATLASリスクエンジンがポートフォリオレベルでのネッティングを行うことで、ベーシス取引のようなデルタニュートラルポジションを正しくゼロリスクと認識し、CEX並のレバレッジ効率をオンチェーンで再現します。Sherlock #1とCreedの監査済(Sherlock #2進行中)で、ベータ期間中はスマートコントラクトのアップグレード権限が残されています。
ここがすごい(特徴・強み)
- Everything Account(統合クロスマージン): 現物取引・無期限先物・レンディングを単一口座で運用でき、資本効率が大幅に向上します。
- ATLAS Risk Engine(No ADL): ポートフォリオレベルでネッティングし、ヘッジ済みポジションを方向リスクゼロと評価。既存DEX比最大100倍のレバレッジ効率とADLなし環境を提供します。
- MegaETH上のsub-10msブロック: MegaETHのリアルタイムブロックチェーン(10msブロック)でCEX並のレスポンスをon-chain実現。ガスもほぼゼロです。
- 手数料キャップ $10 / trade: Maker 5bps / Taker 10bps、ただし1取引あたり最大$10のキャップが効いており、大口取引には実質的な割引となります。
- wiTRY(Real World Yield)統合: Brixがトークン化したトルコリラMMF連動のwiTRYがDay 1から上場。約45% APY(TRY建)を、担保化してUSDM借入ループに組み込めます。
トークン情報
World Markets独自のガバナンス/ユーティリティトークンは未発行で、取引・マージンの基軸はMegaETHネイティブステーブルコインのUSDMです。MegaETHネイティブのMEGAトークンは無期限先物商品として上場予定(MegaETH側のlaunch条件達成次第)。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| ティッカー | 未発行(基軸通貨はUSDM) |
| 上場予定 | 公式TGEアナウンスなし(Points Program経由の将来配布可能性あり) |
| 基軸通貨 | USDM(World Marketsネイティブ) |
| 監査 | Sherlock #1完了、Creed完了、Sherlock #2進行中 |
| オラクル | RedStone(Chainlink二次統合はlaunch後1ヶ月以内予定) |
エアドロップ・参加方法
World Marketsは公式に「エアドロップ」とは銘打っていませんが、隔週で配布されるポイントプログラムが稼働中です。公式Webサイトでは、MegaETHのポイントのみが言及されていますが、World Marketsでも独自のポイントプログラムが実施予定となっています。
内容としては、6種のリーダーボード(General / Escape artist / Knife catcher / Active liquidity / Godfather=loans / The President=referrals)でポイントを競う形式です。(出典:https://docs.world.inc/llms-full.txt)
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| ステータス | Points Programアクティブ(bi-weekly配布) |
| 配布予定時期 | TGEは公式未告知 |
| 参加条件 | KYC不要、ウォレット接続のみ(US/UK/OFAC制裁対象は完全ブロック) |
| 推定報酬 | ポイントのドル換算は公式から未提供 |
| 主なリーダーボード | General / Escape artist / Knife catcher / Active liquidity / Godfather / The President |
主に、レンディング、無期限先物取引、リファラルがポイントの獲得方法となっているようです。
World Markets参加手順
-
World MarketsのWebサイトにアクセスし、ウォレットを選択し、接続する
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アカウントページ(接続後ヘッダー部分アドレスをクリック)へ遷移。MegaETHのメインネットにある資産から対応している銘柄(USDM等)を選択しデポジットする。
-
無期限先物の取引を行う
-
Lendタブより、任意の資産を貸し出す。
ロードマップ
- Phase 1(完了): 2026年2月18日にMegaETH上でEverything Account + ATLASリスクエンジンが稼働開始。
- Phase 2(進行中): 自動レバレッジベーシス取引ボールトのローンチ。
- Phase 3(進行中): Chainlinkを二次オラクルとして統合。
- Phase 4(予定): モバイルアプリリリース(2026年後半予定)。
- Phase 5(予定): MEGAトークンの無期限先物上場(MegaETH側のTGE条件達成後)。
- Phase 6(予定): 流動性十分な段階でスマートコントラクトのソースコードを完全公開。
エコシステム・パートナーシップ
- MegaETH: ホストL2ブロックチェーン。sub-10msブロックとゼロに近いガス手数料を提供。
- Lombard: BTC.b(流動性化されたBTC)を提供。spot/perp/lendingで利用可能。
- Brix: wiTRY(トークン化トルコリラMMF)をDay 1から上場。45% APY級のRWA yieldを担保活用できます。
- Stargate: EthereumからMegaETHへのUSDTブリッジレールを提供。
- RedStone: プライマリ価格オラクル。Chainlinkとの冗長化が予定されています。
関連情報・リンク集
- 公式サイト: https://world.inc/
- 取引アプリ: https://world.inc/#/trade/perp
- X(旧Twitter): https://x.com/worldmarketsinc
- 公式フォーラム: https://forum.world.inc/
- 公式ドキュメント: https://docs.world.inc/
- ブロックエクスプローラ: https://mega.etherscan.io/
まとめ
- World MarketsはMegaETH上で稼働するEverything DEXで、spot・perp・lendingをEverything Accountに統合し資本効率を大幅に向上させています。
- ATLAS Risk EngineによるポートフォリオレベルのネッティングでADL(自動デレバレッジなし)を実現、デルタニュートラル戦略には最大100倍級のレバレッジ効率を提供します。
- Sherlock監査済(一部進行中)、ベータ期間中のためスマートコントラクトアップグレード権限が残る点には留意が必要です。
免責事項
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この記事を監修した人

新井 進悟
株式会社ロクブンノニ 代表取締役
2013年に東京理科大学大学院(経営工学専攻)修了後、Web・アプリ・広告業界の複数社でエンジニア、データサイエンティスト/データアナリストとして従事。2017年頃から仮想通貨・ブロックチェーン領域に携わり、2018年1月に株式会社ロクブンノニを設立、同年2月にブロックチェーン特化型メディア「Crypto Times」をローンチ。業界歴は約9年。DeFi・L1/L2プロトコル・トークノミクス・ZKP・国内外の規制動向を専門領域とし、自身でもオンチェーンでの資産運用・リサーチを日常的に行う。数百本以上の記事執筆・監修を担当し、国内外カンファレンス登壇、DeFi資産運用セミナー講師、KOLアンバサダープログラム運営など実績多数。



