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オンチェーンガイド

レイヤー2入門:安く速く使うEthereum(イーサリアム)

2025年11月13日

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この記事を読めば、「レイヤー2」が何か、なぜ必要なのかがバッチリわかる!

目次
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「Ethereumって手数料が高い…」「取引が遅くて使いにくい…」

そんな悩みを解決するのが、Layer2(レイヤー2)です。

この記事では、レイヤー2の仕組みと使い方を、初心者でもわかるように解説します。

実際にEthereumからL2へ資金を移す「ブリッジ」も体験してみましょう!

この記事でわかること

  • レイヤー2が生まれた理由
  • レイヤー2(L2)の基本構造と仕組み
  • 代表的なL2(Arbitrum / Optimism / Base)の特徴
  • 実際にL2を使う手順(ブリッジ → 取引体験)
  • 注意点と安全な始め方

レイヤー2とは?:渋滞を避ける“バイパス道路”

Ethereum(イーサリアム)は最も人気のあるブロックチェーンです。

しかし、人気が高すぎるゆえに「取引が遅い」「ガス代(手数料)が高い」という問題を抱えています。

たとえるなら、高速道路の本線が大渋滞している状態。

車(=取引)が増えすぎて、目的地に着くまで時間もコストもかかってしまいます。

そんな渋滞を避けるために作られたのがレイヤー2(L2)

本線(Ethereum)とつながった「バイパス道路」のような存在で、

本線の安全性はそのままに、より速く・安く・スムーズに走れるように設計されています。

レイヤー2の仕組み:ロールアップ(Rollup)とは?

L2は、取引をまとめてEthereumに報告する「ロールアップ」という技術を使います。

イメージは5人分の買い物を代表者1人がまとめてレジに行くようなもの。

全員がバラバラに並ぶより、効率的で手数料も安くなります。

代表的なレイヤー2

名前特徴
Arbitrum(アービトラム)利用者が多く、取引量トップクラス
Optimism(オプティミズム)多くのプロジェクトが公式に連携
Base(ベース)Coinbaseが開発。信頼性が高く初心者にも人気

これらはすべてEthereumとつながっており、基本操作はほぼ共通です。

CandyDropsでも、Baseチェーンを使ったアプリが多く紹介されています。

👉 YO - Base上の注目アプリを見る

実際にL2を使ってみよう!

L2を使うには、まずEthereum(L1)からL2に資金を移します。

この操作をブリッジ(Bridge)と呼びます。

ステップ①:ETHをL2に送る(ブリッジ)

以下は代表的な公式ブリッジサイトです:

1. ウォレットを準備する

まず、Ethereumに接続できるウォレットを準備します。

おすすめは以下の2つ:

2. ブリッジサイトにアクセスして接続する

ブリッジサイトにアクセスし、「Connect Wallet」(ウォレット接続)をクリック。

ウォレットが立ち上がったら、接続を承認します。

3. ネットワークをEthereumに設定する

ウォレットが「Ethereum Mainnet」になっていることを確認します。

4. 送金先のL2を選択し、金額を入力する

「Destination Network(送金先)」でArbitrumやOptimismを選びます。

ETHを送りたい金額を入力し、「Bridge」または「Transfer」をクリック。

5. ブリッジ完了を確認する

数分〜十数分でブリッジが完了します。

ウォレットのネットワークを送金先L2(例:Arbitrum)に切り替えて、ETH残高を確認しましょう。

これであなたもL2デビュー!

ステップ②:L2上で取引してみる

ブリッジが完了したら、L2上で実際に取引をしてみましょう。

おすすめはUniswap1inchなどの分散型取引所(DEX)です。

操作方法はこちらを参考にしてください:

👉 トークンのスワップ方法(Uniswapガイド)

操作の流れ

  1. DEXを開く
  2. ウォレットのネットワークをL2(例:Arbitrum)に切り替える
  3. 少額のETHで別のトークンにスワップしてみる

L1では1回の取引に数百円かかることもありますが、

L2なら数円程度。スピードも圧倒的に速いです。


注意点とコツ

  • ブリッジ直後は少し時間を置いて反映を確認する
  • L2 → L1への出金は数時間〜数日かかる
  • 公式リンク以外のブリッジは絶対に使わない
  • 迷ったら「Arbitrum」または「Base」から始めるのがおすすめ

EthereumとL2の比較まとめ

項目Ethereum (L1)Layer2 (L2)
手数料高い(数十〜数百円)安い(数円〜数十円)
速度数十秒〜数分数秒
セキュリティ最高レベルL1依存で安全性高
使いやすさ難しめ初心者向け

まとめ:L2を使うことが本格ユーザーへの第一歩!

L2を使えば、Ethereumの「高い・遅い」という悩みを解決できます。

まずは少額のETHをブリッジし、L2で1回スワップしてみましょう。

その体験が、あなたを本格的なWeb3ユーザーへと導きます。

まとめ:L2を知ることが「本格ユーザー」への第一歩

L2を使うことで、Ethereumを「高い・遅い」と感じていた人でも、「速くて安い」オンチェーンの世界を体験できます。

まずは少額のETHをブリッジして、L2でトークンを1回スワップしてみましょう。

その一歩で、クリプトの世界がぐっと広がります。

最近の暗号資産プロジェクトは、L2をベースに展開されていることも多く、L2の使い方を覚えることはエアドロ獲得への大きな一歩となります。

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レイヤー2の目的は?
1/3
A. Ethereumを置き換えるため
B. Ethereumの取引を速く・安くするため
C. トークンを新しく作るため
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